2015年10月27日
信念を曲げる
「お兄様…」
涙で潤んだ大きな瞳が恨めしそうに僕を見上げてくる。
「僕に内緒でこんなところへ来た罰だ」
「ごめんなさい。もうしないわ」
「当然だ」
小さな形の良い丸みに置いた手で、そっと曲線を撫でる。
チェギョンがふいに甘い吐息をはいたような気がした。---もう一度試してもいいだろうか?
「これは股票 即時 報價
、僕の言うことを聞かなかった罰だ」
「え?」
彼女が振り返る前に、パンっと心地よい音を立てる。
「あんっ」
可愛らしい悲鳴を聞き、僕の背中はゾクゾクしてきた。
「お兄様のいう事ってなぁに?」
足をばたつかせながら、チェギョンが振り返って真っ赤な目で睨んできた。
「“僕自身から”チェギョンを守るってことだよ」
キョトンとした顔をした彼女の鈍感さにかこつけて消化不良、柔らかで魅力的な臀部を丸く円を描きながら優しく撫でまわした。
「お、お兄様…んっ」
ほら、チェギョンの声に艶が混じり始めた。
ーーー危険だ。ここでやめるべきだ。
この時点で僕は気づくべきだった。チェギョンを罰するはずが、僕自身の首を絞めているという事に。
抗議の視線は鳴りを潜め、彼女はぐったりと身を預けてくるばかりか護膚智芯
、小さな臀部を僅かに持ち上げ僕の手に自らあてるようにしている。
ーーーダメだ!ダメだっ。こんなことで簡単に“チェギョンが大人になるまで待つ”という信念を曲げるべきではない。
Posted by oroimiri at 13:12│Comments(0)
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